気のもちよう
何事も、気の持ちよう。
このまえ、「お茶」を飲んだとき。
明らかに、「お茶」やった。
「お茶」やと思ってるもん。
ふと、お湯のみを除くと、
「お湯」やった。
人は、「お茶」やと思って飲めば
透明で、混ざり気のない、優しい、「お白湯」を飲んで
「お茶」の爽やかで香ばしい味を感じられるのです。
いやぁ、何事も、気のもちよう、やな。
・・・ちゃうねん。
そんな話したいんちゃうねん。
ものづくりを始めた頃、
心の底の底であったもの。
「どうせ」の気持ちが、ちょこっとあったかも。
つくりたい、っていう気持ちがいまよりももっとふわふわしてて、
そのふわふわに、波平さんの髪の毛みたいに
ちょこっと生えてたのが、「どうせ」とか「むりむり〜」の気持ち。
↑例えがわかりにくい。
自分の中で、変なルールというか
決めつけてしまってることがあって、
「芸大とか専門学校とかでちゃんと勉強したわけちゃうし」
「自分の感覚だけで、自分の好きなようにやってる、ただの素人やし」
とか、そんな気持ちが、ちょっとあったように思う。
だから、出会うたくさんの素敵な作家さんには
到底及ばないし、自分がその憧れる素敵な作家さんのようになるなんてこと
・・・むりむり。
そんな作家さんとお近づきになることさえ、
自分みたいな素人、仲良くしてもらえない・・・とまで思ってた。
いま考えたら、当時の自分って・・・
どんだけマイナス思考なん!
何より、
どんだけ視野狭いねん、どんだけ奢ってんねん!ってちょっと恥ずかしい・・・笑
なんだかなぁ。
そんな風に、やさぐれてたというか・・・
自分の限界を知ってるような顏してからに。
でも、ちゃうんやなぁと思った。
出会う方々はすごく素敵な方で、気さくで、明るくて、優しくて、
私の波平さんの髪の毛みたいな、
まだ産毛のようなちょろっとしたものづくりの話を聞いてくれて
(波平さんの髪の毛は産毛ではなく、もはや・・・言わんとこ。)
作家さんたちの間にまざると、
みんながそれぞれをすごく尊重して尊敬して、優しい。
刺激をもらって、また幸せをもらって、自信をももらって、ものづくりが嬉しくなる。
そして、努力や行動力が
一番大事ってことも。
昔の自分がいうように、
芸大や専門学校に行ってないから、いまから学びたいことがたくさん。
でも、そんな時間もお金もない。
学校に行かなきゃ勉強できないなんてことないし、
自分で、いくらでも勉強できる。「経験」は、誰だってできる。
とにかく、「やってみよう」の精神。
幸い、生まれつき、考えずに動くということは得意なので(いいのか悪いのか)
なんでも、「やってみる」。失敗するけど、その方がありがたい。
それから、
自分が通っていた大学や、勤めていた会社で
出会った人との縁や、経験したことだって、いまの私には絶対に大切で
そのご縁や経験をもってこそ、自分につくれるもの、
自分にできることが、あると思う。
わたしが仕事を辞めたとき、
「自分で何かするなんて、白い目で見られるしやめたほうがいいよ」
「友達いなくなるよ」
と言われたことがありました。
でもいま、わたしは、
誰かに白い目で見られたことなんてないし、
友達は、いつも応援してくれていて、支えてくれているし、
新しい友達もできた。
それも、素敵な、かけがえのない出会いがたくさんあって
そんな人たちと話しているだけで
心から幸せやなと思えます。
うまくいかないときもあるし
不安なこともあるけど、
気持ちは、もちようやから。
そんなこと思うのは、ほんまに一瞬。
「大変や、しんどい、うまくいかん」なんて言わないし、思わない。
自分は、すごい幸せやなぁと思う。
だから、いま、自分の課題は、
自分は誰を幸せにできるんやろう、ということ。
わたしは一体、だれのために頑張るんだろう、ということ。
正直、いま、自分のことでいっぱい、な気がする。
誰かのために。
社会のために。
何ができるのか、これからは考えていきたいな。
真面目なお話でした。
たまには真面目やで!!!ぷぷ。
お粗末さまでした〜
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