柿の怪
えぇ〜みなさん、こんにちは。
↑ いきなり古畑任三郎。しばしお付き合いください。
すっかり秋めいてきましたねぇ。
読書の秋、芸術の秋、
そして、そう・・・食欲の秋。
秋には美味しいものがたくさんありますぅ〜・・・
例えば・・・
味覚にも、視覚にも美味しい・・・
そう、
柿。
わたしは柿が大好きなんですよねぇ〜へへぇ〜
柿といえば・・・
柔らかく熟した柿が好きか
少し固めの柿が好きか
好みは結構わかれるものですよねぇ〜え〜・・・
♬タラララララ、タラララァ〜ン
(ズンチャッチャチャ、ズンチャッチャチャ・・・)
♬タラララララ、タラララァ〜ン
(ズンチャッチャチャ、ズンチャッチャチャ・・・)
ピロピロピロリィーーン
↑ いつまでやるねん。
はい。
ここからはいつもの私です。
今日は、我が家に起こった、「柿」をとりまく怪事件のお話。
それは、姉が休日にだけ乗る、姉の車に起こりました。
ある休日の午後
退屈になった父は、姉の車を洗車し始めました。
姉の車は滅多に洗車されることはなく
久しぶりに
父の退屈しのぎに洗車されることに。
そんな調子なので
ウォッシャー液やオイル、
バッテリーなんかをお家でチェック、なんてことは、ほとんどありません。
メンテナンスは車屋さんにお任せ。
前回の点検はまだまだ日差しの厳しい、8月のこと。
車は順調にもとの光沢を取り戻し
水の入り込んだドアやトランクの隙間も
父の手によって、キュッキュッと綺麗に磨き上げられていました。
ここも拭かないと・・・と、
ボンネットを開けて
溝を拭こうとしたときのこと。
か・・・
柿!?
カサカサと落ち葉を転がす
11月の冷たい秋風から
その身を隠すように
バッテリーにそっと寄り添う・・・
「柿」。
「・・・なんでやねん!」
と、思わず大声で「柿」にツッコむ、父。
即座に、父の招集のもと家族会議が開かれました。
父は、真顔で
「柿、入れたんか」と姉に聞きましたが・・・
当然、そんなわけもなく。
父も母も、もちろん私も、
その「柿」に心当たりはありません。
さぁ、謎の始まりです。
まず、整理しましょう。
① ボンネットを開けると、そこには「柿」が一つ。
② ボンネットは車の中のレバーを操作しなければ開かないので
車の鍵を使える者にしか、開けられない。
=身内の犯行か!?
③ 家族は全員、犯行を否定。
④ 前回ボンネットを開けたのは、車屋の整備士さん。
でもそれは8月の暑い最中で「柿」は世に出回っていない時期。
・・・謎は深まるばかりです。
では、推理してみましょう。
仮説1
道路に落ちた柿が、跳ね返って
下からバッテリーのところにはさまった。
↑ でもね〜傷なんてないしぃ〜、ツヤツヤしてて綺麗な柿だったんです。
とても跳ね返ったようには思えませんでした。(目撃者証言)
(添付写真参照。)
仮説2
姉が内緒で干し柿を作ろうと
自分の車のバッテリーの横で
柿を、干した。
↑ ありえる。
仮説4
父の自作自演。
近所を散歩中
あまりにもおいしそうに生っている柿をみつけ
つい、出来心で柿泥棒をしたところ
柿のご主人に見つかってしまい、猛ダッシュ。
急いでバッテリーの横に隠した。
↑ もう父も歳です。逃げ切れる足腰では無いはず・・・
仮説5
母による、日頃のうっぷん晴らし
↑ おおいに、ありえる。
仮説6
実は・・・
私の仕業。
深夜、眠っているはずの私は
柿の精に導かれて・・・
↑ あぁもう話がおかしくなってきた。
♬タラララララ、タラララァ〜ン
(ズンチャッチャチャ、ズンチャッチャチャ・・・)
♬タラララララ、タラララァ〜ン
(ズンチャッチャチャ、ズンチャッチャチャ・・・)
↑ また始まった。(古畑任三郎)
えぇ〜・・・
みなさん・・・
みなさんはぁ〜
どの仮説が正しいと思われますか・・・(眉間にシワ)
この怪事件の真相は・・・
神・・・
いや、「柿」のみぞ・・・知る。
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